紅に啼く夜

平凡なサラーリマン・松原千晴が足を踏み入れたSMパブ。
そこで出会った怜の妖艶さに魅せられ、緊縛のお試しをする。すると体を這い締め上げる縄の感触、怜の囁きに力が抜け──「もう縄がお気に入りのようですね」どうしようもなく昂ぶった。
秘められていた趣向に目覚めた千晴は、怜に導かれ官能を開花させていく。
やがて怜様にすべてを暴かれたい、抱かれたいと願うようになり……。